KOBELCOグループでは、子どもたちに森を大切に思う気持ちを育んでもらうために、「KOBELCO森の童話大賞」という活動を行っています。
プロの絵本作家が挿絵を描き下ろします
毎年、全国の小・中・高校生を対象に、「森」をテーマにしたおはなしを募集しています。絵本作家の永田萠先生や、作家の石井睦美先生らによって厳正なる審査を行い、小学生の部・中高生の部それぞれで金賞に選ばれた作品を、プロの絵本作家による描き下ろし挿絵とともに絵本化しています。
鉄を作る会社が、どうして森?
モノづくりには、水が必要です。わたしたちKOBELCOもさまざまな鉄や機械を作っていますが、水がないと実は何もできません。そんな大切な水をとどけてくれるのが、森なんです。
神戸を代表する六甲山という山を知っていますか?四季それぞれで自然の魅力をめいっぱいに感じられる山です。そんな六甲山ですが、実は120年ほど前までは、木がまったくなかったんです。それを悲しく思った当時の人たちが、たくさんの木を植えてくれたおかげで、今の緑あふれる六甲山があります。
だからこそ、今を生きる人たちにも森や自然を大切にしてほしい。そんな想いから「KOBELCO森の童話大賞」は始まりました。
森や自然に興味を持つきっかけに
絵本化された金賞作品は計22作品。これまで約4万冊もの絵本を、子どもたちにとどけてきました。参加してくれた子どもたちからは「森や自然のことを考えるきっかけになりました」「森をテーマにして考えるなかで、森や自然環境の知識を身につけることができました」「童話絵本作家の方から言葉をもらえてとてもうれしかった。自分が作ったおはなしを、絵本作家の方が絵本にしてくださることがすごいです!」といった声を多数いただいています。
次回、第12回の募集開始は6月ごろを予定しています。たくさんの作品・ご応募を楽しみにお待ちしています!
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